私の大切な友人、瑛人(仮名)くんが自ら命を絶ってから1年8か月くらいが経ちました。
くらい、というのは発見されたものの亡くなった日時がはっきりせず、命日がおおよその推定で決められていたからです。
そんな彼との霊界通信を、私はプロのミディアムを通じてこれまで何度か重ねてきました。
セッションの中で、彼は「ある時期」のことを三回連続で伝えてきてくれていました。
それは桜の咲く時期のことです。
『まだ肌寒い、桜が咲き始めるくらいの時期に何かの鍵がカタッと開いて、夕貴さんの中でまた一つ何かが明確になる』――そんなことをセッションの中でずっと言われていたのです。
【この記事はこちらの話の続きです】
➡ インターネットを使って自死を止める活動をしていく?…自死を選んでしまった友人⑦
【最初から読みたい方はこちら】
➡ 止められなかった自殺予告…自死を選んでしまった友人①
ペンデュラムによるダウジングでの、亡き彼との霊界通信
そして桜が咲き始める時期を迎えた今、彼のその言葉の答えが分かりました。
それは「私たちがミディアムを介さず直接コンタクト(霊界通信)が出来るようになる時期」のことだったのです。
2月に入ったくらいから、時々目の前を金色の光の玉がスーッと横切るようになりました。
その光の玉はただの金色ではなく、あまりに光が強いために周りに黒い縁ができるほどの眩しい金色でした。
「もしかしたら、この光の玉は彼かもしれない」
そう思った私は、久しぶりにペンデュラムによるダウジングで彼とのコンタクトを試みてみることにしました。
前回の記事にも少し書きましたが、実は今年に入ってから3日間ほどダウジングにチャレンジしてみたことがありました。
――が、その時は突然霊界の彼から危険を指摘され、「もうこんやかきりにしたほうかいいよ めんとうになるまえにやめたほうかいいよ」と言われてしまい、断念せざるを得なかったのです。
それが今回はあっさり彼からのOKが出て、それからほぼ毎日、私は彼との通信を取り続けています。
そこで話される内容は、以前このブログで連続記事として書いた内容と寸分違わず同じものです。
正直あまりの驚きに言葉も出ないくらいなのですが、彼がこのことをブログに書くように勧めてくれたので、これから毎回私たちの通信記録をこのブログに綴っていこうと思います。
その後、低級霊の干渉に合い、危険なためダウジングを止めてしまいました。
実際に彼との直接コンタクトが成功したのか、それとも低級霊が彼になりすましていたのかが判明しないため、この最初の頃の通信の信憑性はまだ確認できていません。
ただ、今回の一連のやり取りの中で私自身にも大きな気付きや発見があったため、あえてこの時のやり取りをそのまま掲載させて頂きます。シリーズの最後までお読み頂けると幸いです。
2023年3月15日の霊界通信
「瑛人くん来てくれていますか?」
――YES
「何かメッセージをお願いします」
――夕貴さん信じてる サロン頑張って
「『桜』と『キーワード』は〇〇(のこと)で合ってるのかな?」
――桜も〇〇もめげずに乗り越えて
「乗り越えたらどうなるの?」
――山を越えるよもう少しで このままで頑張っても揉め事は起きるけどやめないで
「どんな揉め事が起きるの?私はどうなるの?」
――人間関係の揉め事
「誰と揉めるの?」
――周りの人
「これからまたやってもいい?メッセージくれますか?」
――またやってもいいよ
「最後の質問です。フリーメッセージください」
――夕貴さん優しくしてくれてありがとう
※この通信の文字はすべてひらがな(またはYES-NO)で示され、濁点や半濁点は飛ばして示されていますが、その通りに書くと読みにくいためここでは口述形式で書いています。
前回危険を警告されたので、今回は恐る恐るのチャレンジでした。
そのため時間にしてみればそれほど長くはやらなかったのですが、またやってもいいと言われたことにホッとして、この日はこれだけで終わりにしました。
このダウジングはある意味ウィジャボードやこっくりさんに近いもののため、開始前には霊界への祈りやシッティングインザ・パワー(霊界とのコミュニケーションのために自分のエネルギーを高めるプレパレーション)を行い、しっかりと準備をしてから始めました。
前回の記事にも書きましたが、こうしたことは危険を伴うため、霊界主導で行わなければならないのだそうです。
(実は私がダウジングをしたのは霊界主導だったようです。後日改めてその辺りを詳しく書こうと思います)
ですからこの記事を読んだ方が、これと同じことを試みようとするのは絶対にやめてくださいね。
参考までに、警告が記されている本の中の一節を…
参考までに、こうした試みについての警告が記されている本の中の一節をここに書き出しておこうと思います。(私自身もそれを念頭に置いておくこと、という自戒の意味を込めて)
二日後に、私は再びペンをとって、便箋の上に置いて祈った。ほとんどその瞬間にペンが動き出し、そして一つの警告に私は驚かされた。私は心霊的なことに全く無知であったため、この種の事柄に危険が隠されているのを知らなかった。それは次のような言葉で始まった。
「きみは、これからきみに対して話される内容を、忠実に書かねばならない。きみが知っていて愛している人々、たとえば亡くなったきみのお母さんと二人の姉妹、そしてゴードンを除いては、こちら側の人間と話をしてはいけない」
(中略)
「それは、こちらには、きみを悪い手段に使おうとする連中がいるからなんだ。これが警告の理由だよ」『ゴードンより愛をこめて~自動書記による他界との通信』
グレース・ローシャー著/中央アート出版者
この物語を更に続けていく前に、読者に警告したいのだが、もし誰か自動書記を通じて他界の人と交信したいと思う人がいるならば、私の場合のように主導権は他界からのものでなければならないと申し上げたい。
(中略)
愛は守り神であるが、それでも指導と防御の祈りのもとに通信に入るべきなのだ。こちらの世界と同様に、向こうの世界にも明らかに馬鹿げた悪戯な人間がいるようで、彼らはただ自分が後に残してきた世界と接触したいという思いだけなのだ。したがって、単なる実験として自動書記を行なうことは賢明ではない。『ゴードンより愛をこめて~自動書記による他界との通信』
グレース・ローシャー著/中央アート出版者
そんな訳で、これから毎回私たちの霊界通信をこのブログに綴っていこうと思います。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
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