スピリットとの通信のやり取り

彼と同じ病院に入院していた友人の兄の訃報と、彼からのメッセージ:番外編

 
ダウジングによる霊界通信の話は前回で一旦終了したのですが、続きというかその後の展開がありましたので、「番外編」を書かせて頂きます。
 

友人の亡き兄が現れたと感じたランチの席での出来事

 
先日、久しぶりに会った友人(Oさん)と近況報告を兼ねてランチをしたのですが、そこでOさんのお兄さんが半月ほど前に亡くなったという話を聞きました。

このお兄さんというのは、彼(瑛人くん)が通院していた精神科の病院に約30年もの間ずっと入院していた人です。Oさんとは、病院とは全然関係ない場所で知り合い仲良くなったのですが、話してみると色々共通点があることに驚き、「私たちの出会いは偶然ではないよね」という話を二人でよくしていました。
 

「最近どう?例の彼との通信は?」
と、この日ランチの席で彼女に聞かれ、低級霊と接触したので今は自分で通信を取ろうとすることを控えていることを伝えて、お兄さんについてはもう少し時間が経ったら通信を試みてみることを約束しました。そして、
「お兄さんはたぶん(私の活動に)協力してくれる気がするね」
そう言った途端、突然私の身体に何かのエネルギーの強い圧を感じたのです。
「――あ、お兄さん来てるね」
私がその時感じたままの状況を伝えると、その瞬間Oさん自身にもものすごい鳥肌が立ちました。私たち二人は、そのまましばらく鳥肌が止まりませんでした。

亡くなったばかりのスピリットは、大体はまだ生きている時と同じような肉感的なエネルギーを持っています。瑛人くんが亡くなったと思われる日から約三日の間も、私はこの時と同じようなエネルギーを感じていました。
なので私はこの時、お兄さんが何かすごく伝えたいことがあってこの場に来てくれたんじゃないかな、と思いました。
 

Oさんの兄と彼との共通点――統合失調症の妄想のような話

 
このOさんのお兄さんとの霊界通信を試みることには(タイミング的にはもう少し後になると思いますが)、きっと瑛人くんも一枚絡んでいるんじゃないかなという気がします。
Oさんは数日前に突然私をランチに誘おうと思ったそうなので、もしかすると彼とお兄さんが何か意図を持って、Oさんにランチの誘いをするようにインスピレーションを送ったのかもしれません。

お兄さんと瑛人くんは同じ精神科的な症状を持ち、言っている内容(世間的には妄想と取られるような話)もかなり似通っていました。ただ、私はこれを100%「精神病が見せる症状」だとは思っていないのです。つまり、言っていることの大半は「本当のこと」なのではないかと。
もちろん本当のことかどうか確証は取れないのですが、お兄さんも彼もそのことで何か私に伝えたいことがあるんじゃないかな、という気がするのです。
 


 

お兄さんが亡くなった原因は自死ではありませんが、精神科的な症状のうちの何割かは「憑依などのネガティブな霊的要因」が絡んでいるのではないかと私は思っていて、それらに苦しんでいた人々の胸の内を理解することは、結果的に彼らが自死へ向かってしまう確率を減らすことに繋がるんじゃないかと思うのです。

そしてそれが、もしかしたら彼の言う「自死を防ぐ活動」のうちの一つであるのかもしれません。
思えば母も、精神科に通院している時は彼やお兄さんとほぼ同じ内容の話をしていました。母が自殺未遂をしたのはその頃です。
 

ミディアムの友人を通して彼から伝えられたメッセージ

 
ランチから帰宅した日の夜、私は定期的に開催されているミディアムシップのスキル向上のための練習会に参加しました。
するとその時、一緒にミディアムシップを学んでいる友人を通じて、何と瑛人くんが私にコンタクトしてきてくれたのです!

ダウジングの一件以来、私は彼との接触を試みることを諦めてしまっていました。
「もし彼が私を見守ってくれているのなら、きっといつか彼からの何らかのアクションがあるはず」――そう信じてはいましたが、自分のせいで心理的に距離が出来てしまったことには強い悲しみを感じていました。自分から彼を遠ざけるようなマネをしてしまったと後悔していたのです。
なのでこの時彼が来てくれたことが本当に嬉しくて、心底救われたような気持ちになりました。
 

今まで、彼がこうした練習会に姿を現したことは一度もありませんでした。
正確に言うとプロも参加している上級コースの際に一度だけ来てくれたことがありますが、その通信を取ってくれたペア相手は現役のプロのミディアムで、そういう機会でもない限りは練習に来てくれることはありませんでした。自死でしたから、それは無理もないことだと思います。
 


 

その日、友人ミディアムを通して伝えられたメッセージは、
『尊いところで繋がっている。いつも繋がっている』ということと、
『夕貴さんの繊細さや優しさを人に傷付けさせてはダメ。自分を守ること』というものでした。

もちろん友人は彼のことを全く知りませんし、私が彼との関わりに特別な意味を感じていることも知らないはずです。ごく一般的なミディアムシップの練習会で、ましてや身内でも何でもない人が『尊いところで繋がっている』などと伝えてくるなんて、普通ではまずあり得ないことです。
だからこそ、私はこのメッセージは本物だと思いました。
 

きっと彼は、私が心の距離を感じてしまい後悔していることに対してのフォローと、低級霊に接触を許してしまったこと、日常生活の中でパワハラやマウンティングを受けやすいことへのアドバイスとして上記の言葉を伝えてくれたのだと思います。

彼はちゃんと見守っていてくれたんだ。だから私が練習会に参加していることも知っていて、この機会を使ってわざわざメッセージを伝えに来てくれたんだな……。
彼が言う「尊いところ」とは、いつの日か私もそこに帰るであろう、同じ魂の故郷を指しているのだと思います。そして「いつも繋がっている」とは、今の私が何よりも欲しかった言葉でした。

その言葉を支えに、これからももう少しだけ、頑張って行けそうな気がします。

ABOUT ME
夕貴
自ら予言した通りに亡くなった母、突然倒れて帰らぬ人となった父。そして魂の家族とも言える大切な人を自死により亡くしました。それでもまだ彼らの魂は存在していることを、常に感じて記録しておきたい…そんな悪戦苦闘の日々を綴っています。

POSTED COMMENT

  1. 夕貴 より:

    TAKEさま、コメントありがとうございます。また、ダークサイドについても興味深い情報をお知らせ頂きありがとうございました。

    実は瑛人くんも過去にまったく同じことを言っていました。なのでTAKEさんのおっしゃることも本当なのだろうと思います。
    この記事に書いたOさんのお兄さんは、もしかするとその実験の被害者なのかもしれません。
    ですが、やはり精神科医にもミディアムサイドにも、伝えたところで全く理解してはもらえません。

    このことに深入りすると私自身が闇に飲まれる危険がある、というのも確かにその通りだと思います。
    ですのでもちろん入口程度に留め、深追いするつもりはないのですが、
    おそらく瑛人くんの自死について書き進めて行くと、多少はそのことに触れる必要性が出てきてしまうかもしれません。

    これは私の想像なのですが、だからこそ彼と私が一個の魂を二つに分け、役割分担しているのではないかと思うのです。
    彼自身は実際に自らダークサイドを体験し、私はそれを渦中には入らない状態で書き綴っていく……。
    それでもリスクは付きまといますが、瑛人くんやスピリットガイド達の加護を信じて慎重に進めて行きたいと思います。

    TAKEさまも自死問題に身近に向き合ってこられたとのこと、本当にこれは終わりの見えないテーマですよね。
    ぜひまた機会がございましたら、当ブログにご訪問頂けましたら幸いです。

  2. TAKE より:

    夕貴さん、初めまして。
    自分もダークサイド(現実、霊界どちらも)に触れる事が多い人間の1人です。瑛人さん関連の記事を一通り拝見させていただきました。
    もしかすると、夕貴さんは現実の方の闇をまだまだ知らない方なのかなと思い、コメントさせていただきます。
    ただ、深追いするととある組織に辿り着き、巻き込まれるとかなり危険なため、ざっくりとだけ書きます。あとはお調べください。
    いわゆる統合失調症とは、とある犯罪を正当化させるために作り上げられた病名です。被害者を精神異常者ということにして、陰で犯罪(彼らにとっては実験でもある)を正当化している人間が居るのです。彼らはまだ一般には知られていない電磁波技術を使用して攻撃してくるため、犯罪の証明が難しい状況です。
    今はようやく世間にも知られるようになって来ていますが、まだまだ信じられない人が多いようです。
    被害者の間ではテクノ○ジー犯罪と言われています。国も警察もグルです。本当に闇の深い話なので、安全面も考慮して瑛人さんと相談しつつ知っていくのがよろしいかと思います。
    自死問題については自分も身近な範囲で真剣に向き合ってきたので、原因である闇を知らなければ助けることも難しいというのはよく分かります。ただ、夕貴さん自身が闇に飲まれないようどうかお気をつけください。夕貴さんと瑛人さんのご活躍を心より応援しております。

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