体験記「シンクロニシティ」

デモンストレーションに現れた祖母から伝えられたシンクロ:続編5

 
先日、英国人ミディアムによる霊界通信デモンストレーションのイベントに参加しました。
そのデモンストレーションに私の母方の祖母が現れてくれたのですが、その時伝えられた言葉にシンクロらしきものを感じたので、少しだけシェアさせて頂きます。
(イベント詳細の公開は禁じられていますので、ここでは私の感想として書かせて頂きたいと思います)
 

霊界通信の場に普段からよく姿を見せてくれる祖母

 
デモンストレーションというのは、例えば「ここに来ているスピリットはどなたかのおばあ様で、生前は〇〇をしていて~」などとミディアムが受け取ったエビデンスをいくつか挙げながら、会場にいる誰のところに来ているスピリットなのかを特定していくという、公開スタイルの霊界通信のことです。

今回、出されたエビデンスがほぼ祖母の特徴と一致したので手を挙げたのですが、実は私の祖母は普段からこうした場によく登場してきてくれる、とても協力的なタイプのスピリットです。
なので今回のデモンストレーションも、「あ、またおばあちゃん来てくれたんだ~」とほっこり嬉しい気持ちになりつつも、特に驚いたりはしませんでした。
 

「それは本になる」祖母が伝えてきてくれたメッセージ

 
デモンストレーションの中で祖母が伝えてくれたメッセージは、大半が日常的なことでしたが、その中に一つだけ「えっ」と思うものがありました。
「(祖母は)私が書くことが好きなこと、書くことに才能を持っているということを知っていて、良いものが書けるようにインスピレーションを送ってくれている。『それは本になる』と伝えてきている」とミディアムの先生に言われ、その時はちょっとびっくりしました。

本になる――というのは、どう考えても今書き綴っているこのブログ記事のことだとしか思えません。(それ以外には何も書いていないので)
もちろん、それは瑛人くんと出会った頃から私自身ずっと意識してきたことではあるのですが、ここで改めて祖母に言われたということに驚いたのです。
 


 

祖母は私が瑛人くんと出会うよりもずっと以前に亡くなりました。
そんな接点も何もない人のことを書いているのに、良いものが書けるようにとあちらからインスピレーションを送ってくれていて、しかもわざわざ「本になる」と伝えて来てくれるだなんて……。

それが私の創作した作品なら祖母の応援もよく分かるのですが、「無関係な人との関わりを綴った体験記」なのにもかかわらず、なぜ祖母は力添えをしてくれるのでしょうか?
 

スピリットガイドと彼からも同じことを言われていた

 
実は、本のことは祖母だけでなく私のスピリットガイド、それから瑛人くんからも同様に伝えられていました。つまり三人のスピリットから同じことを言われたという訳です。

スピリットガイドからは、過去にミディアムからアセスメントリーディングを受けた際に、「書きなさい」「執筆、書籍」「書き物を通してミディアムシップを伝えていく」という意味の言葉を伝えられました。
そして瑛人くんからは、「夕貴さんと一緒にそういう仕事をしていく」「夕貴さんの言ってたこと(※)は本当だよ」「(縦書きの原稿用紙に何かを書き詰めている様子で)書くことは止めないで、書くことは続けて」ということを伝えられています。

※過去に、私は瑛人くんに「私たちは一緒に仕事をする(スピリチュアリズムに関する小説を書く)ために出会ったのかもしれない」と言ったことがあります。
 


 

なので私自身も、いつかこうした体験を出版という形で世に送り出すことになるかもしれない、という気持ちが心のどこかには常にありました。
ただ、以前ミディアムサイドから「自死を考えている人の背中を押してしまいかねない危険がある」と指摘された時に、とても悩み苦しんで、本どころかブログにさえ何も書けなくなってしまった時期があったのです。

それ以来、私自身は「出版へのアクションは自分からは一切起こさない」と固く心に決めています。
もしもこれが『本を出したい』という私自身のエゴではなく、本当に生まれる前に約束してきた仕事であるならば、必ず霊界側から何らかの動きが起きてくるはずです。
そして何も起きなければ、つまりそれまでの話だということだと思っています。
 

祖母の言葉の中に「まさかのシンクロ」が含まれていた!

 
話を元に戻しますが、今回のデモンストレーションで伝えられたことで、後になって「あっ」と気付いて驚いたことが他にもありました。
 

「KA-TU(CHU?)-KOというような場所に行ったと(祖母が)伝えて来ている」とミディアムの先生から言われ、私は「かつ?勝沼(かつぬま)のことかな?でも勝沼ならKOなんて発音しないしな~」などと漠然と思っていました。
が、会が終わってから、『それって河口湖(かわぐちこ)のことだ!』とハッと気付いたのです。

祖母はきっと、私が先月、娘の安産祈願に河口湖へ行ったことを知っていたのでしょう。
娘の子供、つまり桜八は、祖母にとっては玄孫(やしゃご)に当たります。それを祝って河口湖のことを言ってくれたんだな、とその時は思いました。
 


 

もうひとつ、「猫は好きですか?猫に囲まれているのを見せてきてくれています」と言われ、「私もおばあちゃんも猫が大好きです」と答えはしたのですが……
とはいえ別に猫を飼っていた訳でもない祖母がそんなことを伝えてくるなんて、いささか唐突すぎる気がしました。私か祖母のどちらかが猫を飼っていたなら、その描写も納得がいくのですが。

でもそれも、後になって『猫=ダヤンのことでは?』とハッとしました。

「河口湖」と「猫(ダヤン)」――それならば、ものすごく腑に落ちます。そして「本」のことを伝えてきたのも全部、ここのところ私が書いていた一連のシンクロにめちゃくちゃ符合しています。
 

祖母は彼の代理か、それとも同じ目的を持っているのか?

 
考えてみれば、「本を書くために霊界からインスピレーションを与えている」というのは、前回のセッションで瑛人くんから伝えられていたことです。
そして河口湖も、桜八のことも、猫(ダヤン)も全部、彼が伝えてきてくれたものと同じ内容です。

公開デモンストレーションを見ていた参加者の目には、これらは「天国のおばあちゃんからの微笑ましいメッセージ」だと映るでしょう。もちろんそれも本当のことには違いありません。
でもそれだけでなく、私にはとても重要なパズルのピースのように思えます。もしかしたら、これは私にだけしか分からない、秘密のメッセージ(暗号)のようなものなのかもしれません。
 


 

ただ単に祖母が私にお祝いを伝えたいだけなら、桜八が生まれたことをダイレクトに言う方が自然だと思います。それなのにわざわざ河口湖と猫を絡めてきたのは、一挙両得というか、二重に意味があるような気がしてなりません。

だとしたら、この日、祖母は「彼の代理」のような位置付けで現れてくれたのではないかと思うのです。もしくは祖母も私たちと同じ目的を持っているのかもしれません。
近しい親族として生まれ合わせたメンバーで、同じ目的を皆で一緒に果たそうということなのでしょうか?
 

余談ですが、私の父が以前、瑛人くんを連れて霊界通信のセッションに現れたことがありました。父と彼は生前面識はなく、何の関係性もありません。それなのになぜ、二人が一緒に出てきたのでしょうか?
もしも瑛人くんが私の魂の家族(グループソウル)だとするなら、父が彼を連れてきたり、祖母が彼の代理をすることにも説明がつくような気がします。
 

――長くなりましたが、ここまでお読み頂きありがとうございました。
 

▼「シンクロニシティ体験談」続きはこちら

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夕貴
自ら予言した通りに亡くなった母、突然倒れて帰らぬ人となった父。そして魂の家族とも言える大切な人を自死により亡くしました。それでもまだ彼らの魂は存在していることを、常に感じて記録しておきたい…そんな悪戦苦闘の日々を綴っています。

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