魂について考える

息子さんを自死により亡くされたご家族からのメール通信記録①

空

メールという形を取って現れた霊界からの答え

 
ここしばらく、私は『この先自分が進むべき方向性』を模索していました。
これまで占い師としての仕事を続ける傍らミディアムシップを勉強してきましたが、その勉強もそろそろ5年が経ち、次のステップはどちらの方向に踏み出せばいいのだろうかと焦りを感じるようになってきていたのです。

まるで「いつまでぐずぐずしているの?」とでも言わんばかりに、居場所を失くして追い立てられていく日々。それは霊界から送られてくる『歩き出せというサイン』であるようですが、そうは言ってもやすやすと旗を上げられるほど私の目標とする道は甘くない。
ここに留まっているよりもっと先へ進めというなら、はっきりそうと分かる答えをください。
この先ミディアムシップを具体的にどう展開させていったらいいのですか?

祈りながら霊界に答えを求めた数日後、息子さんを自死で亡くされたという方から一通のお問い合わせメールが届きました。
 

実は、その方との一連のメールのやり取りの中には、先頃投げかけた私の問いに対する霊界からの答えが含まれていました。おそらく霊界にいるガイドやスピリット達が、メールという形を借りて働きかけてきたのだと思います。

こうした動きが起きる時というのは、単なる個人的な出来事の範囲を超えて、必ずその中に普遍的なメッセージが含まれています。
そこで、この内容を一人でも多くの方々にお届けしたいと思い、メールの送り主である佐藤様(仮名)のご承諾を得てここに公開させて頂くことになりました。少し長くなりますが、ぜひ皆様にもご一読頂けましたら幸いです。

※プライバシー配慮のため内容に一部修正を加えています。予めご了承ください。

佐藤高志さん(仮名)から届いたメール

[投稿日時] 2020年01月30日

■チェックしてください。 : お問い合わせ
■お名前 : 佐藤高志(※仮名)
■メッセージ

〇〇県××市在住の佐藤高志と申します。
昨年の1/28に二十歳の息子が自死しました、兆候が有り、話をして助けたつもりだっただけに、当初は、妻と娘も言葉にし難い後悔、辛さ、寂しさから何も考えることができず、社会復帰等は、絶対にできないと思っておりました。

そんな中、息子が自分は、大丈夫だよ、心配しないでと、伝えてくれてるとしか思えない不思議な現象が何度か有りました。
私が夕焼けの空に向かって息子に話しかけていた際、突然、青白い光の球体が現れ流れ星のように流れました、僅か3秒ほどの出来事でしたが、偶然妻も全く違う場所で同じものを見ていました、あれは息子だねと涙して話しました。
息子は、光(魂)になって今も生きていると信じることができました。

息子の死まで死後の世界、人の生きる意味について、何一つ考えることは有りませんでした。
今は、息子が遺してくれたものの大きさに心から感謝できるようになり、死も怖くなくなりました。
一方、家族仲も良く、本当に優しく、感謝のできる子だっただけにしばらくすると、やはり、どうして、何故と悲しく、死を選択させてしまったことを申し訳なく考えてしまいます。
50歳を過ぎたこんな私を学ばせるために息子は、若くして逝ってしまったのかと思うと、大きな責任を感じております。

最近、夕貴さんのブログに出会い、また大変救われております。
これも未だ時々落ち込む家族に息子が出合わしてくれた縁のように感じます。
大変ご多忙と存じますが、セミナーや講演会等のご予定は、ございませんでしょうか。ブログだけでも十分勇気を頂いてますが、もしそういった機会が有りましたら参加させて頂きたくご連絡致しました。

夕貴より佐藤様へご返信

On 2020/01/31 0:14, Tarot Flapjacks wrote:

佐藤高志様

初めまして、この度はメールをお送り頂きありがとうございました。
息子さんのことでとてもお辛い思いをされたのですね。
私にも同じ年代の息子がおりますので、佐藤さんのお話を我が身に重ねるように拝読いたしました。

奥様と同時に体験された「青白い光の球体」は、きっと息子さんの魂が
ご先祖様などの力を借りてメッセージを現象化してくれたものだと思います。
そうした霊界からの「サイン」については私自身も幾度か経験していますが、
傍目からは単なる偶然やこじつけに見えても、当事者にだけははっきりとその意味が感じられるものだと思うのです。

魂は死してなお消えないことは、私自身もはっきりと断言することが出来ます。
ですからどうぞ、そのご体験をこれからも大切にしていかれてくださいね。

今は息子さんのご命日からちょうど一年経った頃でしょうか……
そのタイミングで私のブログを見つけてくださったことに、まずは御礼申し上げます。
きっと霊界の息子さんが何らかの働きかけをしてくださったのでしょうね。
と申しますのも、たまたまつい2~3日前に私の方でも「今進んでいる道の是非」を霊界に質問したばかりだったのです。
そんな折に佐藤さんからメールを頂き、「これが霊界からの答えなのだな」ととても勇気付けられました。

ご家族を自死で亡くされるというのは筆舌に尽くしがたい苦しみと存じます。
お問い合わせ頂きましたセミナーや講演会等については、申し訳ありませんが
現在の私はミディアムとしてはまだまだ勉強中の身であり、人前に出るような立場ではないと思っています。
いつの日か「お話会」のような形で草の根的な活動をしていきたいと願ってはいるものの、
漠然と考えているのみで、実現までには至っていない状態です。

ただ、「死後の世界、人生の意味」という観点からご遺族のグリーフケアを志してきた私にとって、綴ってきた内容が少しでもお役に立てたのであれば、ブログを立ち上げた意味があったと大変嬉しく思います。
なかなか時間が取れずに筆が遅くて恐縮ですが、どうぞまたお時間のある時にでもご訪問頂けましたら幸いです。そしてあまり大掛かりなことでなければ、私に出来ることがありましたらまたいつでもご連絡くださいませ。

それでは、この度は本当にありがとうございました。
まだまだ寒い日が続きますので、どうぞご家族皆さま温かくしてお過ごしくださいませ。
重ねて天国の息子さんにも心より御礼申し上げます。

夕貴

 

ネットを介して「こちら側とあちら側」に橋が架かった

 
佐藤さんから頂いたメールを読んでいた時、私の中にハッキリと『ある感覚』が訪れていました。頭上から額にかけて蜘蛛の巣がかかったようなビリビリとした感触が走り、サードアイチャクラが強く反応していたのです。
どうやら今回の出来事は、霊界主導によりもたらされたものであるようです。

物質界的には、私と佐藤さんが「画面のこちら側とあちら側で繋がった」という形なのですが、スピリチュアル的には「ネットを介してこちら側(地上)とあちら側(霊界)が繋がった」と見て間違いないでしょう。
きっと佐藤さんの息子さんは、お父様が体験された「青白い光の球体」の件は本当だったのだよ、とこの状況を借りて伝えたかったのではないかと思います。
メールの文中にも書きましたが、私自身もこうした現象には何度も遭遇しており、それが故人からのサインやメッセージであることを強く感じています。

これまで歩いてきた道が一つに繋がったという手ごたえ

 
佐藤さんのご体験は、決して軽々しく慰めの言葉を口にできるようなものではありません。
だからこそ、お問い合わせにあったセミナーや講演会のようなものを開催するには今の私はまだまだ役不足ですし、そんな自信も全然ありません。
ですが、直接的に関わり合わずとも全国には大勢の同じ悲しみを持つ方々がいて、こうした情報は広く求められているのではないかなと感じました。

今回のメールのやり取りを通して、私の中ではこれまでやってきたことが一本の道として繋がりました。それは即ち、『占い師としてご相談業務に携わってきた経験と、ミディアムシップに関する学びと、ライターとしての経験とを全て足し合わせた道』です。
例えばいつの日か、オンラインサークルのような形で皆で一緒に学べる機会を作ったり、メンバー同士が苦しみを分かち合える場所を作ったり――そんな草の根的な活動が、直近の目標として私の中に芽生え始めました。

スピリチュアルを学べる場所もご遺族のための会ももう既にたくさんありますが、私としてはあまり仰々しいものではなく、もっと個人が身構えずに参加できる環境を作りたい……そうした会に参加するのを気後れしてしまう方々が、ネットを介して密かに心を取り戻せるような場所に出来たらいいな、なんて夢を見ています。
その実現に必要なタイミングは、きっとまた霊界が取り計らってくれるでしょう。
 
 
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海と夕陽
息子さんを自死により亡くされたご家族からのメール通信記録② 前回のメール返信後、佐藤さんから再びメールを頂きました。 私がブログの中でご紹介した書籍をお読みくださったそうですが、その言葉を読...

メールの全文公開をご快諾くださいました佐藤様、及びご家族の皆様に心より御礼申し上げます。
 

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夕貴
自ら予言した通りに亡くなった母、突然倒れて帰らぬ人となった父……二人を見送った経験から「天国への旅支度」の必要性を痛感。見送られる側・見送る側それぞれの心に寄り添うエンディング、現代社会にマッチした新しい終活の在り方を模索し続けています。
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