前回の記事で、生前の瑛人くんと相談していた小説を、四年越しに書き始めたとお伝えしました。
この小説の主人公は、私と瑛人くんがモデルになっています。
――そんな折、英国人ミディアムによるデモンストレーションに参加する機会があったのですが、何とそこへ再び瑛人くんがやって来て、メッセージを伝えてくれたのです。
驚いたことに、瑛人くんはデモンストレーションの中で、「ケイ」という名前を伝えてきました。
その時は「えっ?」と思ったのですが、後になって「やっぱりそれって、Kちゃんのことだよね?」という気がしたのです。
Kちゃんというのは、私が瑛人くんと出会う10年前に知り合った後輩で、私と瑛人くんを繋ぐキーマンのような存在でもあります。
そしてこの「ケイ」という名前には、ちょっと意味深なメッセージが込められているようにも思いました。

今回の小説は、本当に不思議なのですが、書きながら霊界の瑛人くんからのインスピレーションやサジェストがたくさん入ってくるように感じます。
主人公の名前を決める時に、私と瑛人くんがモデルになっているとはいえ、「瑛人」をそのまま使うのはちょっとなあ……と思い、似た名前の「海翔」にしたのもそのひとつ。
そしたら狙った訳ではないのに、海翔のイニシャルが偶然「K」だった、とか(笑)
また、小説の中に、主人公の占い師・さくらのアシスタントとして「スタッフK」という記述が出て来ます。
これを私は最初「スタッフM」(間島海翔のM)にしていたのですが、途中からもっと読者に分かりやすいようにと、ファーストネームのKを使って「スタッフK」に変えたのです。
そこへ、先日の霊界通信デモンストレーションでの、瑛人くんからの「ケイ」という名前に関するメッセージ……。
それって、きっと海翔&Kちゃんに引っ掛けて、「センセイ、小説書くの頑張って(ByスタッフK)」みたいなエールを送ってきてくれたんじゃないかと思うのです。
いかにも、そういう謎かけが大好きな瑛人くんらしいやり方です😅
そんな訳で、現在小説の第二作目を書き進めているのですが、今回のタイトルは何と!このブログと同じ「みおくりすと」です(笑)
そして内容も、このブログで綴って来た私たちの霊界通信でのやり取りが、そっくりベースになっています。
小説「みおくりすと」の中では、ミディアムシップのリアルをたくさん散りばめていく予定です。
もしよろしければ、ぜひお目通しいただければ嬉しいです!
「みおくりすと」 第一話:魂の格、上げてみた。
■ あらすじ
占い師・さくらは、小さな占い店で悩める人たちにそっと寄り添う日々を送っていた。
そんな彼女の元に、霊界へ旅立った相棒・海翔かいとから不意に届いた”声なき声”のメッセージ。託されたのは、「旅立つ人の最後まで、魂の課題を導ききるガイド」という裏の使命だった。
地上と霊界 それぞれの場所からタッグを組み、「天と地を繋ぐツインガイド」として、二人はラストミッションに挑む魂たちを見守っていく。
これは、見えない世界をまたいで紡がれる、ちょっと不思議な魂の物語ストーリー。
■ 登場人物紹介
富士宮ふじのみや さくら(43歳)
静かな町で小さな占い処「さくら堂」を営む女性店主。
表向きは人生相談に応じる占い師だが、裏では『魂の旅立ち』を導く案内人としての役割を受け継ぎつつある。
霊媒の血を引きながらも、自分にその力はないとコンプレックスを抱えていたが、少しずつ本来の使命に目覚めていく。
海翔かいと(享年26)
霊界から戻ってきた、ぶっきらぼうでお節介なさくらの元助手。
生きていた頃は「さくら堂」で住み込みのアシスタントをしていた。今はさくらの『見えない相棒』として、霊界と現世を行き来しながらサポート中。
