故人からのコンタクト

天国へ放った質問にまさかの回答!想いは伝わっている

白い花のつぼみ

 
「亡くなったあの人は、私たちのことを天国からちゃんと見ていてくれるだろうか」
「毎日仏壇に手を合わせているけれど、この想いは本当にあちらに伝わっているんだろうか」
愛する人を失い、残された私たちは、ついついそんなことを考えてしまうものかもしれません。

故人の肉体は消えてしまっても、魂は決して消滅したりはしない……
頭では分かっていても、寂しさからふと疑いの気持ちを持ってしまうことだってありますよね。

今日はそんな疑問への答えになる(かもしれない)私のちょっとした体験談をご紹介します。
こちらの想いはちゃんと届いているんだ!と、沈んでいた心が大いに勇気付けられたお話です。
(私以外の登場人物については、プライバシーへの配慮から若干修正を加えて記載しています)
 

自分のダメさに嫌気がさし、全てを放り出したくなった日

 
現在こうして人様の悩みに寄り添う仕事をさせて頂いている私ですが、
私自身はもうずっと長い間、深い孤独を感じながらもがき苦しみ続けてきていました。

大したスキルも実績もなく、何を取っても中途半端な自分。
「大切な人を亡くして悲嘆に暮れる人々のため」だなんて、こんな私に何ができるのだろう?
人々の相談には乗るものの、私自身の悩みを打ち明けられる人はどこにもいない。
もういっそのことこんな仕事やめにして、ちょっとしたパート勤めでも始めた方がずっと気楽なんじゃないだろうか……。
 

そんな気持ちを抱えながら、それでもスキルアップのための努力だけはどうにか続ける日々でしたが、ある日とうとう、張りつめていた心の糸がプッツリと切れてしまいました。
「私なんてどうせ何をやったってダメなんだし、こんなこと続けていたって何の価値もない!」
 

深い森
 

そして、疲れ果てた私は、ポロポロと涙をこぼしながら両親のいる天国に向かってお祈りをしました。
「もしも今私が進んでいる道が正しいのなら、その証拠を見せてください!目の前で扉を開けて見せてださい!確信が持てたら、覚悟を決めて全身全霊でその道を進みます」
 

英国人ミディアムの口から突然飛び出した言葉に鳥肌が!

 
それから数日後。私はスピリチュアリズムを学ぶセミナーに出席するため、とある会場へと向かいました。

少し早く着いたので、先にその会場にいた数名の方と雑談していたのですが、その中にいた英国人ミディアムの男性が、私に突然こんなことを言ってきたのです。
「作業着を着た背の低い70歳くらいの男性が、あなたの亡くなったお父様だと言ってこちらに来ているんですが……」
 
他にも数点挙げられていたエビデンスが今は亡き父のものと一致したため、
「確かに、それは私の父だと思います」
と答えると、彼はさらに続けてこんなことを言いました。
「あなたは最近、天国に何かをお祈りしましたか?お父様がそう言っています」

この時私は、息もできないくらいに驚いてしまいました。もう全身、鳥肌!(笑)
まさか……まさか……この男性の口を借りて、父が天国から答えを寄越してきたなんて!!
 

降り注がれる太陽の光
 
「お父様が大丈夫だと言っていますよ。自信は自分で作るものだと。僕には何のことか分からないけれど、近いうちに願った状況が訪れるそうですよ」

確かに私は、人と比べて見劣りする自分に自分でダメ出しし、やけになっていました。
自信は自分で作るもの。――それが父からの回答だったのですね。
「何事も、続けることでそれを極めれば“道(どう)”につながるんだ」
生涯職人気質だった父が、生前よく口にしていた言葉です。
 

セミナー期間中、連続4回同じことを言われ続けたという驚き

 
しかし、驚いたのはそれだけではありませんでした。
このセミナーは数日間の日程を通して行われ、カリキュラムの中にはこうしたミディアムシップ(霊視)の実習も含まれていたのですが、その実習中、私は何と4人もの方から全く同じメッセージを別々に聞かされ続けました。

もちろん実習生たちは皆、私がそんな事情を抱えていたことを知るはずもありません。
さすがの私も、実習が終わる頃にはとうとう笑いをこらえきれなくなってきてしまいました。
 

4本の矢車草
 
私が結構本気でこの世界をやめてしまおうかと考えていたからこそ、父もおそらく本気で引き止めようとしてくれたのだと思いますが……
頭がおかしい人扱いをされかねないため、周囲に話す気には到底なれませんが、これは私が体験した紛れもない事実です。

ともかく、天国に投げかけたことの答えがその場にいる人々の口を借りてはっきりと返ってきたのですから、私の中では「故人の魂は、天国から私たちのことをちゃんと見守ってくれている」という思いが揺るぎないものとなりました。

故人とのコンタクトって、必ずしもこちらの呼びかけに相手が答えてくれるとは限らないのですが、今回はさすがに私の苦悩が大きかったらしく、父の方からわざわざコンタクトを取ってきてくれたんだろうなあ……と思えてならない一件でした。
 
 

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天国の母が「このブログを喜んでいる」と告げに来た!母が亡くなるまでの体験を描いた実話「本当に母が死ぬ日」を、今まさにこうして記事にまとめている最中の当ブログですが……何と先日、『(私が)...
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夕貴
自ら予言した通りに亡くなった母、突然倒れて帰らぬ人となった父。そして魂の家族とも言える大切な人を自死により亡くしました。それでもまだ彼らの魂は存在していることを、常に感じて記録しておきたい…そんな悪戦苦闘の日々を綴っています。

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