体験記「シンクロニシティ」

天と地と、生と死と。彼が霊界から伝えてきた「星空」の意味:続編1

前回の記事で、猫のダヤンにまつわる私自身に起きたシンクロニシティのことを書きました。
そしてつい先日、瑛人くんの命日(と思われる時期)が近付いたためミディアムシップ・セッションを受けたところ、彼から前回の記事に関係する思いがけない言葉が伝えられました。
なので、今日はそのことについて書いてみたいと思います。
 

「書くことは続けて」シッティングの中で伝えられたメッセージ

 
瑛人くんの命日は、実際は分からず推定となっていたため、私は彼の誕生日である7月19日の一日前(7/18)を命日の代わりにしていました。
そしてそろそろその日が近付いてきたので、少し早めにミディアムシップのセッションを受けることにしたのです。

(セッション内容の詳細の公開は禁止なので詳しくは書けないのですが、彼が伝えて来てくれた内容があまりにも前回の記事に関係しているため、その部分に絞って私自身の感想をメインにして書かせて頂きます)
 


 

今回の約40分間のセッション中、何とそのほとんどが「星空」に関するメッセージばかりで占められていました。どうしてずっと星空の話ばかりなんだろうと、ミディアムさんも不思議に思ったかもしれません。

この日彼が最初に見せてくれたのは、縦書きの原稿用紙に何かを書き詰めている様子と、満天の星空のヴィジョンだったそうです。「書くことは止めないで」「書くことは続けて」というメッセージ……それはどう考えても、このブログのことを言っているような気がします。
 

実は私は内心、このブログをこれから書き進めていくことが、瑛人くんのプライベートな心情を晒すことになりはしないかと不安に思っていたのです。
自死について、私が知っている彼の一部始終を書くことがとても重要な仕事になるのは分かっていましたが、それでも瑛人くんのプライバシーに触れることにはためらいがあったのです。でも、彼が言っているのはどうやら書くべきだということなのでしょう。

次回の記事で後述しますが、彼は私が書いた内容をちゃんと分かっているようでした。
 

脈絡なく唐突に伝えられた「7月7日、七夕」という言葉

 
次に、彼は突然、「7月7日、七夕」という言葉を伝えてきたそうです。
織姫と彦星が出会う七夕の前後、その前後のことを言ってくれれば分かるから、と。

――それって紛れもなく、前回私が書いたダヤンの記事のことを指していると思います。(※ダヤンの誕生日は7月7日)

ちなみに7月7日の七夕も、「あちらとこちらに離れ離れ」というイメージが湧きますね。
「ダヤン」――Kちゃんと瑛人くんを繋ぐサイン【シンクロニシティ体験談】後編

 

彼は、生と死について、それがすごく西洋占星術と関わっているという意味のことを伝えて来たそうです。「夕貴さんの言ってたことは本当だよ」と。

私は過去に、「私たちは(ツインとして)一緒に仕事をしていくために出会ったのかもしれない」と彼に伝えたことがありました。
彼が亡くなった今、霊界とこの地上とにまたがって通信を重ね、それを私がブログに綴っていくことが『私たちの仕事』なのかもしれないと、ずっと思い続けてきました。

それはまさに織姫と彦星のようだとは言えないでしょうか。
だから、七夕生まれの「ダヤン」がキーワードになっていたのでは?と思えてくるのです。
 

過去に彼が伝えて来ていた「桜」と「キーワード」の意味

 
七夕生まれの「ダヤン」がキーワード――
さっき上の段でこの一行を書いていたら、私の頭にスッとあるインスピレーションが入ってきました。

ここで過去のセッションを振り返ってみると、通信の中で彼はずっと『桜』と『キーワード』という言葉を伝えて来てくれていました。
『桜』はコノハナサクヤ姫のこと(木ノ花=桜だという説があります)、『キーワード』はダヤンのこと。そう考えると全ての辻褄が合ってくるのです。

彼が霊界通信で伝えてきた「桜」の時期が到来し、私たちのコンタクトが幕を開けた:chap1 私の大切な友人、瑛人(仮名)くんが自ら命を絶ってから1年8か月くらいが経ちました。 くらい、というのは発見されたものの亡くなった日...

 
コノハナサクヤ姫とダヤンの共通点は「プレアデス星」、そして私の住む山梨、富士山の麓です。
映画「HACHI」の中にも『ヤマナシ』という台詞が登場しています。

それらの言葉は他の人には大した意味はなくとも、私達にとっては特別なサイン――「山梨という地で二人が出会い、霊界と地上とに分かれて通信を取り、書き記す」ことを示すための、生まれる前に取り決めてきたサインだったのではないかと思うのです。
 

私はこれらのサインを、彼に出会うより10年も前(Kちゃんと出会った頃)からずっと、「特別な意味を持つ言葉」として意識し続けてきました。
そして彼もまた、「ずっと東京にいたかったのに、病気のせいで(自分のガイドに)山梨に連れ戻された」と言っていました。「まるで誘導されるように夕貴さんの前に座っていた」と……。
 


 

今回のセッションの中で彼が言い続けていた「満天の星空」は、プレアデス星のことでもあり、ダヤン(宇宙猫)のことでもあり、『8(HACHI)』―天と地とをつなぐ者―のことでもあり、そして私たちが関わるきっかけとなった占星術のことでもあるのだと思います。

前回の記事を書いた後というタイミングで彼がこれらを伝えてきたことは、やはり私たちにとっては特別な意味を持つ言葉だからなんだろうなと思います。
 
 
▼「シンクロニシティ体験談」続きはこちら

「答え合わせが出来てるよ」全てのピースが繋がり、扉の鍵が開いた:続編2彼の命日の代わりにと受けたミディアムシップ・セッションで、彼はひたすら「満天の星空」に関する話ばかりを伝えてきました。 どうして星空の...
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夕貴
自ら予言した通りに亡くなった母、突然倒れて帰らぬ人となった父。そして魂の家族とも言える大切な人を自死により亡くしました。それでもまだ彼らの魂は存在していることを、常に感じて記録しておきたい…そんな悪戦苦闘の日々を綴っています。

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